【無添加】ホホバオイルがおすすめ！クレンジングや保湿のポイントは？

ホホバオイルでメイク汚れを落とす仕組み

ホホバオイルの主成分は、人間の皮脂と構造が似ている「ワックスエステル」です。油性の性質を持っているため、メイクに含まれる油分とよくなじみ、汚れを浮かせて落としやすくしてくれます。ゴシゴシと擦る必要がなく、肌への摩擦を抑えられます。さらに、保湿力があるため、クレンジング後も肌のうるおいを保ちやすく、乾燥しがちな方にもおすすめです。

ホホバオイルを使ったクレンジングの手順

ホホバオイルのクレンジングは、シンプルで取り入れやすいのが特徴です。肌に余計な負担をかけないためにも、ポイントを押さえて行いましょう。

適量を手に取り温める

まず、ホホバオイルを数滴、手のひらに取ります。両手でやさしく広げて体温で温めると、肌なじみがさらに良くなります。

顔全体にやさしくなじませる

温めたオイルを顔全体に広げ、指の腹を使って円を描くようにメイク汚れとなじませます。特にメイクが濃い部分は、オイルと汚れがなじむまで丁寧に行います。

乳化させて洗い流す

十分になじんだら、少量のぬるま湯を加えて白く濁るまで乳化させます。乳化させることでオイルと水が混ざりやすくなり、洗い残しを防げます。その後は、ぬるま湯でしっかりと洗い流しましょう。

適切な方法で使用することで、W洗顔が不要になります。「できるだけ肌に負担をかけたくない」という方には、試してみてはいかがでしょうか。

ホホバオイルが日焼け後の肌に役立つ理由

日焼け後の肌は水分が失われやすく、乾燥がどんどん進みます。ホホバオイルは肌の表面にベールを作り、水分が蒸発するのを防ぎます。これにより、乾燥した肌にうるおいを与え、しっとりとした状態を保つことができます。肌なじみが良く、さらっとした使用感なのでベタつきが苦手な方にもおすすめです。

日焼け後の肌にホホバオイルを使う方法

顔はもちろん、腕や脚など全身に使えるのがホホバオイルの良さです。乾燥が気になる部分を中心に、やさしくケアしてみてください。

化粧水のブースターとして

洗顔後の清潔な肌に、ホホバオイルを数滴なじませます。その後、化粧水や乳液を重ねることで、肌をやわらかくし、うるおいを角質層まで届きやすい状態に整えます。

全身の保湿ケアとして

入浴後のまだ水分が残っている状態の肌に、ホホバオイルをなじませる方法もおすすめです。水分を閉じ込めやすくなり、しっとり感が続きます。広範囲にも伸びが良いので、背中や足まで手軽にケアできます。

日焼け後のケアに使用するときの注意点

日焼け後の肌はとても敏感です。使う前に以下のポイントをチェックしましょう。

炎症が強いときは冷やすことを優先

赤みやヒリヒリ感が強いときは、まずは冷たいタオルなどで肌を冷やしましょう。状態が落ち着くまで、オイルの使用は控えます。

パッチテストを忘れずに行う

肌が敏感という方は、使う前に腕の内側などでパッチテストを行い、肌トラブルの有無を確認することをおすすめします。

肌の状態を見ながら、ホホバオイルを取り入れましょう。

ホホバオイルがマッサージに向いている理由

ホホバオイルはさらりとしたテクスチャーで肌なじみが良く、マッサージ中の摩擦を軽減してくれます。また、ベタつきにくいので、マッサージ後も不快感が少ないのも魅力です。滑りが良くなることで、肌に余計な負担をかけずにケアできます。

フェイスマッサージの手順とポイント

マッサージを始める前に、ホホバオイルを手のひらで温めてから使うのがおすすめです。温めることでオイルの伸びが良くなり、肌なじみがアップします。

マッサージの基本手順

• 額：4本の指を使い、額の中央からこめかみに向かって円を描くように動かします。
• 目の周り：目頭から目尻、上まぶたをそっとなでるように一周します。皮膚が薄いので薬指や中指の腹を使うのがポイントです。
• 頬：頬の中心から外側へ向かって、らせんを描くようにマッサージします。
• 口元と鼻：口角から耳に向かって滑らせ、小鼻の周りもやさしくなじませます。
• フェイスライン：あご先から耳下に向かって引き上げるように動かします。

マッサージの注意点

マッサージは短時間で行うことがおすすめです。時間をかけすぎると逆に肌に負担をかけるため、全体で5分程度が目安となります。また、オイルが少なくなって摩擦を感じたら、足すこともポイントです。強く擦るのではなく、指先でやさしくなでるように行いましょう。

マッサージ後のケア方法

マッサージ後は、余分なオイルや汚れをぬるま湯で洗い流すか、蒸しタオルで拭き取ります。その後、化粧水や乳液でしっかりと保湿することで、肌のうるおいを保ち、健やかな状態に整えます。

お風呂上がりやおやすみ前の習慣として、ホホバオイルをプラスしてみてはいかがでしょうか。